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うちのお隣の中国人のお宅はいずこへ。 

カテゴリ:今日のできごと

以前、恋するアジアというサイトで、日記を書かせてもらっていたときに時々書いていた、
我が家のお隣の中国人のご家族がいる。
おばあちゃんは、残留孤児で数年前に息子と、息子のお嫁さんと帰国したが、
気の強いお嫁さんにけっこういびられ(?)、酒乱の息子にどつかれたりして、
けっこう大変そうな日々を送っていたのであった。

それでも私は、それぞれの人と挨拶を交わしたり、お嫁さんには、
ギョーザや、焼餅などを教えてもらったりして、とても好きだった。
のだが、夫(おばあちゃんの息子)の酒乱がひどくなり、
ベランダから扇風機なんかが外に投げ捨てられるような修羅場が
何日も何日も続いたある日、お嫁さんが同居していた孫を連れて
中国に出て行ってしまった。

その翌日、夫は、ショックのあまり(?)
睡眠薬を大量に飲んで酒を飲み、救急車で運ばれたらしい。
(私たちはミャンマーに行っていたので知らなかったが)

私たちがミャンマーから帰国してからも、息子の酒乱は止まらず
80を越える小枝のようなおばあちゃんを、ドアから締め出したり
押し倒したりするしまつ。隣で聞いていても家具が倒れる音や、
何かを殴る音がしょっちゅうして、おばあちゃんに何かあったら大変だから、今度ひどかったら警察に連絡しよう、と話し出したらその数日中に徐々に喧騒は静かになり、
息子は酒を断ったようである。以前よりだいぶ痩せて、生気もない。

そしたら、息子もいなくなった。
奥さんが中国でヘルニアかなにかのために入院しているので、
介護しに帰ったというが。

残ったのはおばあちゃん。数週間は孫が朝夕に来ては
料理や掃除などをしていたようなのだが、
ちょっとボケてしまっている、ということもあって、
孫のところへ居候しているのだそうな。

昨日、久しぶりにおばあちゃんが部屋の換気に来たので、
会って話したのだ。まったく苦労のたえないおばあちゃん。
「嫁も息子も、いつ帰ってくるかもわからないんですよ」と肩をすくめた。

なんとなく、お嫁さんはもう、戻ってこないんじゃないかと、
私は感じている。いつも、会うたびに、中国に帰りたい、と
片言の日本語で私に話していたし。
お嫁さんは農家の出身で、猫の額ほどの家庭農園で
香草や、ネギなんかを上手に作っていた。香草が取れると、
いっつも束にしてどーっさりくれたものだ
会いたいなあー。

諸行無常ですかん。
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コメント

切ないですねぇ。
生まれ育った土地が懐かしいのでしょうね、お嫁さんは。
私の身近には、こういうおばあちゃんのような方を見ることはないのですが、60年前の戦争が、こんな形で爪痕を残してるのだなぁと、切ない、寂しい気持ちになりました。
おばあちゃんが、人生の残りの日々、少しでもたくさん笑って過ごされればいいですね。私はなんにもできないけれど、よき日々がおばあちゃんにありますように。

そうなんですよ、彗星さん。

私も、本当にそう思いますよ。
おばあちゃんの手助けになることはしてあげたいと思っているんですけどね。なかなかできませんけど。
でも、息子さんもまた犠牲者なのだろうと。
日本人の息子として帰国しても、日本語もしゃべれず、
仕事もない(ようである)。奥さんには、邪険にされるし、
仲間はやはり周辺に暮らす中国の人たち。

うちの周囲には、帰国者と見える方が結構多いです。だから、駅前などで、毎日集まって夕涼みなどをしていたりする。
「あれここは、どこ?」といった雰囲気があったりして、私はそれはそれで好きな風景なのだけど…。
息子さんにはそれだけが救いだったかもしれないわなぁ。いまはそこに姿はないのだけれど。

ありがとう~彗星さん、彗星さんの気持ち分まで、
おばあちゃんに、元気にご挨拶しますね~★

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